じんましんとは

じんましんのイメージ写真

じんましんは、肌にまるで虫に刺されたような赤い発疹や赤いむくみが突然みられるほか、同時に強いかゆみが生じる疾患です。
かゆみに耐えきれず爪などを立てて掻きむしるようになるとみみず腫れが広がるようになりますが、ただこのような症状は多くの場合、数時間~半日程度で消えますが、人によっては出たり消えたりすることがあります。

じんましんは、原因が特定できないことが多いのが現状です。
ですので、原因を調べる検査(血液検査など)を行ってもかまいませんが、それでも特定しないことは少なくありません。

治療につきましては、まず原因がわかっているのであれば、その物質と接触することを可能な限り避けます。
具体的には、薬物が原因であれば使用の中止、食物なら原因となるものを口にしないなどです。
またかゆみなどの対症療法については、突発性じんましんも含め、その症状を抑える抗アレルギー薬を用います。重症であれば、免疫抑制薬やステロイドの内服薬が使用されます。